暑いやら寒いやらでてんや～わんや～の日々ですが、
皆さん元気にお過ごしでしょうか？
すずやです！
本日は、奏音69さんの『天才』が名曲な上MVが面白かったので、
MVについてちょこっと考察したいと思います！
基本姿勢について
ここで書くことについては、個人的な考えの範疇（はんちゅう）を出るものではございません。
他の方の感想・考察、またご本人様の公的な言及があればそれを否定するものではなく、
「個人としてこう思った・感じた」という域のものでしかございません。
ご了承の上ご覧いただけると幸いです。
きっかけ
出会ったきっかけとしては、Youtubeでおすすめされたからです。
何回か上がって来ていて、一回見てみるか～って見たら見事にハマりました！
実は奏音69さんのMVよりも、にじさんじ所属の緋八マナさんのカバーの方が再生回数回っているのですが、
今回はMVのご紹介となるので本家の方を皆様ご覧ください。
ちなみにどちらも歌が激ウマなので、両方のURLを貼ります。
まずはご本家の奏音69さん↓
にじさんじの緋八マナさんVer.がこちら↓
そろそろマスメディアに乗るのでは
Youtubeなどの一部界隈ではかなり有名な曲ですが、個人的にはそろそろマスメディアに取り上げられそうだなーと思います。
この曲を好んで聞いているアスリートもしくはアーティストが受賞するかインタビュー受けるとかして、この曲名を挙げそうだなという未来予想です。
早ければ公開から3年ぐらいじゃないかなぁと個人的には思います。
なんで深堀を始めたのか
すずやは最近別件でだるまを追いかけているのですが、『天才』のMVの中にもだるまが出てくるので、
注目してたら深堀をしたくなりました。
具体的に言うと、0:46にだるまが出てきてここの歌詞が『１２３じゃなくて 四の五のROCK！』となります。
四の五の言わずにROCKしたいという意味なんだろうな～と最初はスルーしていたのですが、
後でお風呂入りながら、
そういえば四の五のROCKのあたりにだるま出てきたな～、
ㇵッ！！？
だるまだから七転び八起きなのでは！？
ってエウレカしまして、改めてMVを見直したら確かにその辺りにだるまが出てくる。
しかも、折り鶴（0:47)も出てくるから千羽鶴？
サムネ見たら万年筆持ってるな？
1，2，3，4，5，6，7，8、千、万 と出てきており、
あ、これは作品内で遊ぶタイプの人だ！
と思ったので、ちょっと注意深くMVを観させていただくことになりました。
ちなみにこの『天才』という曲は奏音69さんが作詞・作曲、絵・映像、歌唱の全てを行っているので、なおさら深堀するの楽しそう！ワクワク！となった次第です。
謎の犬？
で、次に調べたのが0：29に初出する犬？みたいなやつです。
すずやはこれ見覚えがあって、お土産系のなんかで確か犬だった気がする―と思ってググりました。
これは「犬張子」（いぬはりこ）という日本の伝統的な犬の形を模した置物で、「安産祈願」によく用いられる、ということでした。
犬は元々多産・安産の象徴なのですが、小説家の出産とは小説を書く、ということでしょうから、この犬張子は小説家の比喩として考えることができます。
書きたい欲が爆発してるモチーフたち
ちなみにだるまは「七転び八起き」＝あきらめない、または心願成就の意味があり、
犬張子は安産祈願。
折り鶴は千個折って祈願する
万年筆は1万年でも書けるという宣伝文句
という昔からある意味を考慮すると、主人公の何が何でも書きたいという欲がバリバリ出てて面白いです。
犬張子とたんすと引き出し
さて、犬張子の話が出たところで、次は犬張子とたんすと引き出しの話をしたいと思います！
『十で神童、十五で才子、二十過ぎれば只の一般ピーポー。「人は皆同じ」つて、誰の戯言？』（1：17～）のあたりです。
たんすの上に犬張子が置かれていますが、このたんすの引き出しの数に注目してください。
引き出しには「臨機応変に活用できる、隠れ持った多様な知識や豊かな経験のたとえ」（goo辞書参照）という意味もあるのと、
若さゆえの話題になりやすさみたいなものの両方の意味がありそうだなと思いました。
映像の中で真ん中の犬張子は恐らく若い天才で抽斗の数が減っていきますが、両サイドの犬張子は引き出しの数が増えており、結果的に同じ段数になります。
これが『誰の戯言？』で否定され、「若い天才は劣化しない」という意味だけではなく、「経験や積み重ねで才能が増えることもない」ことも同時に（文字通りかつ絵の通り）描かれ、天才との距離が全然縮まらないという状況が分かるのが面白いです。
1：23で犬張子が泣くのも道理ですね。
すずやは個人的にここがすごく興味深くて、歌詞でストレートに読むと追い切れない内容が、MVだと丁寧に説明されているという歌詞と映像の距離感が不思議～な感じでした。
終わりに
すみません、ちょっと力尽きたので、続きはまた後日にしたいと思います。
それでは、本日はこれにて。
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